防火管理者が必要になるアパートの規模
防火管理者の選任
収容人員が50人以上になるアパートは 防火管理者の選任が必要になります。
50人以上となった場合、建物の面積に応じて次のように区分けされます。
アパートやマンションの収容人員の考え方??
マンションやアパートの場合 収容人員は居住者の数となります。
建物の延べ面積が500㎡以上の場合は甲種防火対象物といいます。
500㎡未満の場合は乙種防火対象物といいます。
甲種防火対象物・乙種防火対象物で管理者の資格が変わります。
規模の大きさによる違いの為、甲種防火管理者がいれば問題はありませんが、
甲種防火対象物---->甲種防火管理者
乙種防火対象物---->乙種防火管理者
がそれぞれ必要になります。
防火管理者になるには???
防火管理者の資格は講習を受講することで取得することができます。
甲種の場合は2日間、乙種の場合は1日間の講習を行うことになります。
防火管理者の役割
1.消防計画の作成・届出をする
2.避難訓練の実施
3.消防用設備等の点検整備
4.火気の使用または取り扱いに関する監督
5.避難経路を適正に維持管理する
などなど、とても重要な役割を担っています。
防火管理者の選任を怠った場合罰則が科されてしまいます。
消防署からの指導が入る前に防火管理者を選任するようにしましょう。
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